革命

 

世界の常識

常識やマナーは、それぞれの文化と共に発達してきたものであり、
日本での常識が世界の非常識だったりすることはよくあることだ。

そんな世界の常識をご紹介。

(1)日付
「01/02/03」という数字を見てあなたは何を予想しただろう。
大抵一般の日本人は2001年2月3日と予想する。
日付は年/月/日、と読むことを小さい頃から教わってきたからだ。
これは日本では至極当たり前のこと。

しかし、日本の外へ一歩出てみるとそうはいかない。
もし同じものを
アメリカ人が見たとしたら、2003年1月2日
ヨーロッパの人が見れば、2003年2月1日

と読む。

国によっては同じ文字が別々の意味に捉えられてしまう。
もし、外国の人に正確に日付を知らせたい場合は、3/FEB/2001と書けばよい。

 

(2)サービス
日本では、サービス=無料、もしくはお買い得という解釈しかないが、
これが外国では、サービス=お金と引き替えに行うモノという解釈になる。
つまり、外国でウェイターなどが「サービスです。どうぞ」と言うのは、
親切や好意で行ったものではなく、単に「チップよこしやがれ」ということになる。

 

(3)チップ
日本ではあまり習慣がないチップ。
「親切にしてくれてありがとう」ということで感謝の気持ちを
お金で表すものだが、これがなかなか面倒なもの。
日本と違い、欧米ではウェイターなどのサービス業はあらかじめ
チップが考慮されるため、賃金が非常に低い。

チップに決まった額はなく、サービスの質や、食事代、手持ち金などで決める。
食事などの場合、総額の10%〜20%程度をチップとして出すが、
既にチップ代込みで出ている場合があるので注意。

しかし、大抵外国のウェイターやウェイトレスは態度が悪いので
「本当は嫌だけど、ありがたく受け取れよ」程度でOK。

チップの払い方としては、レストランなどで食事をした場合、
店を出る前にテーブルの上などに置いておくのが主流。